中学1年生の頃は英語の点数が取れていたのに、中学2年生になってから急に点数が下がることがあります。
単語は覚えている。
提出物も出している。
テスト前には勉強している。
それでも、40点台や50点台からなかなか上がらない。
このような場合、勉強時間が足りないとは限りません。
英語のどこでつまずいているのかが分からないまま、単語練習や問題集を繰り返している可能性があります。
中2英語を立て直すには、まず間違い方を分けて考えることが大切です。
中2になると文の種類が一気に増える
中1英語では、
I am a student.
I play tennis.
のような、比較的短い文から学びます。
中2になると、覚えた文法が重なってきます
中1英語では、
I am a student.
I play tennis.
のような、比較的短い文から学び始めます。
その後、be動詞と一般動詞、疑問文や否定文、過去形などを学びます。
中2までには、さらに、
・未来を表す表現
・助動詞
・不定詞
・動名詞
・比較表現
・接続詞を使った文
などが加わります。
一つひとつの文法は理解できていても、以前に学んだ内容と組み合わさることで、文の形が分からなくなることがあります。
新しい文法だけを覚えようとしても、中1で習った基本が曖昧だと混乱しやすくなります。
特に確認したいのが、
・be動詞と一般動詞
・肯定文、疑問文、否定文
・主語による動詞の変化
・過去形の作り方
・疑問詞の後の語順
です。
新しい文法だけを覚えようとしても、中1で習った基本が曖昧だと混乱しやすくなります。
特に確認したいのが、
・be動詞と一般動詞
・肯定文、疑問文、否定文
・主語による動詞の変化
・疑問詞の使い方
です。
原因1 be動詞と一般動詞が混ざっている
英語が苦手な生徒によくあるのが、be動詞と一般動詞の混同です。
例えば、
He is play tennis.
のように、isとplayをそのまま並べてしまうことがあります。
日本語では、
「彼はテニスをします」
という一つの文なので、英語でも同じように考えてしまうのです。
しかし英語では、
He plays tennis.
となります。
一方、
He is busy.
のように、状態を表すときにはbe動詞を使います。
新しい文法を勉強する前に、
「この文の動詞はどれか」
を見つける練習が必要です。
原因2 英単語を日本語の意味だけで覚えている
英単語を何度も書いて覚えていても、英文の中で使えないことがあります。
例えば「visit=訪問する」と覚えていても、
I visited Kyoto.
という過去形の文が作れなければ、テストでは得点につながりません。
単語を覚えるときは、
・意味
・つづり
・発音
・品詞
・短い例文
を一緒に確認すると使いやすくなります。
すべての単語で長い例文を覚える必要はありません。
I visited my grandmother.
のような短い文で十分です。
単語だけではなく、文の中でどのように使うかを確認しましょう。
原因3 文法問題の答えを暗記している
学校ワークを何度も解いて、答えの位置を覚えている生徒もいます。
同じ問題なら正解できますが、単語や語順が少し変わると解けなくなります。
例えば、不定詞について、
wantの後はto
とだけ覚えていると、
I want to play soccer.
は書けても、
She wants to study English.
になると、主語に合わせてwantsに変えることを忘れるかもしれません。
文法問題では、
「なぜこの答えになるのか」
を説明できることが大切です。
答え合わせのときに、正解か不正解かを見るだけでなく、使われている文法を確認しましょう。
原因4 日本語から一気に英文を作ろうとしている
英作文が苦手な生徒は、日本語を最初から最後まで英語に直そうとすることがあります。
例えば、
「私は昨日、図書館で英語を勉強しました」
という文を見て、すぐに英単語を並べ始めます。
しかし、先に文の骨組みを作る方が簡単です。
1.誰が
私は
2.どうした
勉強した
3.何を
英語を
4.いつ、どこで
昨日、図書館で
この順に考えると、
I studied English at the library yesterday.
という文を作りやすくなります。
英作文では、まず主語と動詞を決めましょう。
原因5 間違いを種類ごとに分けていない
英語のテストでは、さまざまな理由で減点されます。
・単語のつづり
・動詞の形
・語順
・大文字、小文字
・ピリオドや疑問符
・日本語訳
・長文の読み取り
全部を「英語が苦手」でまとめてしまうと、何を練習すればよいか分かりません。
テストを見直すときは、間違いを種類ごとに分けてみましょう。
例えば、単語のつづりで10点落としているなら、まず単語練習を見直します。
語順問題で多く間違えているなら、英文の基本的な並び方を復習します。
長文問題が苦手でも、原因が単語不足とは限りません。
主語と動詞を見つけられず、文の構造をつかめていない場合もあります。
中1のどこまで戻ればよい?
中2英語でつまずいたからといって、中1の教科書を最初から全部やり直す必要はありません。
まずは次の項目を確認しましょう。
・I am、You are、He isを使い分けられる
・一般動詞の肯定文を作れる
・Do、Doesを使って疑問文を作れる
・don’t、doesn’tを使って否定文を作れる
・過去形の文を作れる
・疑問詞の後の語順が分かる
ここで間違えた部分から戻ればよいのです。
理解できている単元まで繰り返す必要はありません。
家庭学習では「1日1文法」に絞る
英語が苦手な場合、1日に多くの文法を勉強すると混乱しやすくなります。
例えば今日は、
「一般動詞の過去形」
だけに絞ります。
1.基本文を確認する
2.肯定文を作る
3.否定文を作る
4.疑問文を作る
5.短い英作文を書く
という流れで練習します。
翌日にもう一度、自分で文を作れるか確認しましょう。
問題集を何ページ進めたかよりも、一つの文法を自分で使えるようになったかが大切です。
点数より先に、間違い方を変える
40点台だったテストを、次のテストですぐ80点にすることだけを目標にすると、焦りが生まれます。
まずは、
・空欄だった問題に答えられた
・語順問題の間違いが減った
・英作文で主語と動詞を書けた
・同じ単語の間違いを繰り返さなくなった
という変化を確認しましょう。
間違い方が変われば、点数も少しずつ変わっていきます。
まずは、どの文法で止まっているか確認しましょう
JUN STEPでは、中学英語の文法を確認できる無料ゲームを用意しています。
中1から中3までの問題に取り組みながら、どの文法で間違えやすいかを確認できます。
中1のどこまで戻ればよいか分からない場合や、何度勉強しても文法が整理できない場合は、テストや問題集の間違い方を確認し、復習する順番を一緒に考えます。
JUN SENSEIでは、一人ひとりの学校の進度やテスト結果に合わせて学習計画を立て、毎日の家庭学習を続けられるように支えています。
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英語は、分からない単元まで戻ることが遠回りに見える教科です。
しかし、理解できているところを繰り返すのではなく、実際につまずいている部分まで戻ることが、結果として一番早い学び直しになります。


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