「塾には行っている。でも家では勉強しない」という悩み
「塾にはちゃんと通っているのに、家ではほとんど勉強しません。」
保護者の方から、よく聞く悩みのひとつです。
週に1回、あるいは2回、塾で授業を受けている。
宿題も出ている。
先生からは「家でも復習してください」と言われている。
それでも、家に帰ると勉強が続かない。
これは、本人にやる気がないからなのでしょうか。
必ずしもそうとは限りません。
むしろ多くの場合、問題は**「塾に行く時間」ではなく、「塾と塾の間の時間」**にあります。
授業がない日の方が、圧倒的に長い
たとえば、週に1回50分の授業を受けているとします。
1週間は7日あります。
授業を受けている時間は、そのうち50分だけです。
残りの時間は、基本的に自分で勉強を進めなければなりません。
その間に、
「今日は何をすればいいのか分からない」
「学校の宿題で時間がなくなった」
「ワークを開いたけれど、分からない問題が出て止まった」
「疲れていて、今日はやめてしまった」
といったことが起こります。
そして一度止まると、そのまま数日空いてしまうことがあります。
次の塾の日になって、
「先週の宿題、あまりできませんでした」
となる。
この繰り返しです。
「授業を受けること」と「勉強を続けること」は別です
授業を受ければ、分からなかったことが分かるようになることがあります。
これはとても大切です。
ただし、
分かることと、家で自分から勉強を続けられることは、同じではありません。
授業中は先生がいます。
「次はこの問題をやってみよう」
「ここをもう一度確認しよう」
と、次に何をすればいいかを示してもらえます。
でも家庭学習では、それを自分で決めなければなりません。
何をするのか。
どれくらいやるのか。
どこまで終わればいいのか。
分からない問題が出たらどうするのか。
この判断が難しい子にとって、家庭学習は思っている以上に負担になります。
「勉強しなさい」と言っても続かない理由
家庭では、どうしても保護者の方が、
「宿題やった?」
「テスト勉強した?」
「いつ勉強するの?」
と声をかけることになります。
もちろん、子どものことを心配しているからこその声かけです。
しかし、毎日同じことを言われ続けると、子どもにとっては、
「また言われた」
「分かっているのに」
という気持ちになりやすくなります。
保護者の方も疲れてしまいます。
すると、
勉強の問題が、親子関係の問題になってしまう
ことがあります。
本人も保護者も、本当はそうしたいわけではありません。
必要なのは「やる気」より、次に何をするかが分かること
家庭学習が続かない子を見ると、
「もっとやる気を出さないと」
と思ってしまいがちです。
でも実際には、
何をすればいいのかがはっきりしていないために動けない
ことも多くあります。
たとえば、
「数学を勉強する」
では広すぎます。
一方、
「今日は学校ワークの42ページを3問やる」
であれば、始めやすくなります。
さらに、
「分からなかったら、そこに印をつけて明日相談する」
まで決まっていれば、止まりにくくなります。
勉強を続けるためには、気合いよりも、次の一歩が具体的になっていることが大切です。
JUN SENSEIが「毎日5分」を大切にしている理由
JUN SENSEIでは、学習計画を立てたあと、毎日約5分のZoomで学習状況を確認します。
確認するのは、
今日何をするのか。
昨日の計画はできたのか。
学校ワークはどこまで進んでいるのか。
テストまでに何が残っているのか。
困っているところはないか。
といったことです。
5分で勉強を教えるわけではありません。
目的は、家庭学習を止めないことです。
昨日できなかったのであれば、
「なぜできなかったのか」
を整理します。
予定が多すぎたなら減らす。
疲れていたなら量を調整する。
分からない問題で止まったなら、その部分だけ支援につなげる。
大切なのは、計画通りにできなかったことを責めることではなく、
今日からどう立て直すかを一緒に考えること
です。
毎日見ていると、「続かない理由」も見えてくる
同じ「家で勉強しない」でも、原因は一人ひとり違います。
勉強の内容が難しすぎる子もいます。
やることが多すぎて整理できない子もいます。
学校や部活動で疲れている子もいます。
テストまでの見通しを立てることが苦手な子もいます。
「何をすればいいか」は分かっているけれど、一人では始めにくい子もいます。
毎日少しずつ見ていると、
その子がどこで止まりやすいのか
が少しずつ分かってきます。
ここが、週1回の授業だけでは見えにくい部分です。
毎日見ているから、必要なところだけ支えられる
JUN SENSEIでは、毎日の学習確認だけで全てを解決しようとは考えていません。
分からないところがあれば、個別指導が必要な場合もあります。
定期テスト前には、弱点補強が必要になることもあります。
ただ、普段から学習状況を見ているので、
「数学全部を教え直す」
のではなく、
「この単元だけ」
「この問題の考え方だけ」
「このテスト範囲だけ」
というように、必要なところに絞って支援しやすくなります。
毎日見ている。
プロの目で見極める。
必要なところだけ支える。
これが、JUN SENSEIが大切にしている学習サポートです。
塾に通っているのに家で勉強が続かないときは
「塾に行っているのに勉強しない」
からといって、すぐに授業を増やせばよいとは限りません。
まず考えたいのは、
授業のない日に、その子が一人で勉強を進められているか
ということです。
もしそこで止まっているのであれば、必要なのは長い授業ではなく、
「今日は何をする?」
「困っていることはない?」
と確認してくれる存在かもしれません。
JUN SENSEIでは、毎日の短い確認を通して、家庭学習を一人にしないことを大切にしています。
一人で続けられるようになるために
毎日確認することが最終目的ではありません。
最終的に目指しているのは、
自分で今日やることを決め、自分で学習を進められる状態
です。
そのために、まだ一人では難しい時期だけ、そばで支える。
できることが増えてきたら、少しずつ任せる。
困ったときには、また支える。
JUN SENSEIは、そんな学習の土台をつくることを目指しています。
次回は、
「毎日見ているから分かる。子どもの“本当の弱点”の見つけ方」
というテーマで、テストの点数だけでは分からない「つまずき」の見極めについてお伝えします。
毎日の学習を、一人で止めないために。
JUN SENSEIでは、毎日約5分の学習確認を通して、 学習の進み方やつまずきを継続して見ています。
毎日見ているからこそ、必要なときには 弱点補強や定期テスト対策を、 必要なところに絞って行うことができます。
毎日見ている。
プロの目で見極める。
必要なところだけ支える。
まだ受講を決めていなくても大丈夫です。
本人だけ、保護者の方だけでもご相談いただけます。

