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言志四録

実際に必要な仕事とむだ事

JUN 現代語訳です。 今時の人は、口癖のように忙しいと言う。しかし、そのしているところを見ると実際に必要なことをしているのは、十の中の一、二にすぎず、つまらない仕事が十の中の八、九である。そしてこのつまらない仕事を必要な仕事と思っているの...
言葉の力

死ぬ気とはなにか

「死ぬ気でやる」口にするのは簡単ですが、意味はとても深い言葉です。この言葉の意味を、人生の中で何度も反芻しているうちに、「我慢するべき時」と「勇気を出してやるべき時」「動くべきではない時」と「すぐに動くべき時」この違いがだんだんわかってくる...
言葉の力

不安のない生き方

「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、あれこれ目移りすることなく、自分という人間を鍛えることに集中して、「全力を出し切りますので、後は天命にお任せします」という心構えでいるのが、よいと思います。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰...
言葉の力

この世の恩に報いる

昨日も食事をして、着られるものを着て、屋根の下でやすらかに眠ることができたなら、今まで自分の身に起こった出来事をひとつ思い出し、心から感謝をすることです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

頭と心の関係

ご存知の通り、すべての人の心には善と悪が同居していて、その心がいいことも、悪いこともさせます。 では、”性善”というのはどんなものかと言えば、それは万人に生まれつき備わっているものですが、やむにやまれず「いいことをしたい!」と思ったとき、そ...
言葉の力

運が向かない人の考え方

壊そうとするから、壊されるのに、打ち負かそうとするから、打ち負かされるのに、人を見下すから、人から見下されるのに、そうとは気づかずに、苦しんでいる人は本当に多いものです。 そしてすべてを失いそうになってもなお、その原因を作ったのは自分自身な...
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精神を収斂せよ

JUN 現代語訳です。 人の心が前面に集中していると、外界の事物を追い回して、まちがった行動をしがちです。だから、心を引き締めて、これを背中に住ませるようにして、判断に誤りを起こさないようにしなければならない。物欲を忘れ去ったその心こそ、外...
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立志の功

JUN 現代語訳です。 志を立てて実績を上げるには、恥を知ることが肝要です。 何を「恥」と思うかは、人によって違うようです。さて、あなたは何を「恥」と思いますか? JUN 原文です。 立志の功は、恥を知るを以て要と為す。 『言志録』佐藤一斎...
言葉の力

事実は自分でコントロールできる

いつもここに事実がある。この事実に自分が直面している。そして,、この事実について自分がどう思うかということによって、この事実が初めて価値や色彩を持つ。 つまり、悪く考えるならば、事態は悪くなる。悪くなった事態をどうにかよくするのは簡単なこと...
言葉の力

裸の自分を見よ

私たちは実に様々なものを持っている。いや、たくさんのものを持っていると思い込んでいる。それらが本当に自分のものだと思っているから、それらのものと自分との境目さえはっきりしなくなっているくらいだ。 だから一度、それらすべてを盗られてしまったと...