天を師とする

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現代語訳です。

最上の人は宇宙の真理を師とし、その次の人は立派な人を師とし、さらにその次の人は経書を師とする。

経書…儒教でとくに重視される文献の総称。五経(『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』)や四書(『大学』『論語』『孟子』『中庸』)など。

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原文です。

太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす。

『言志録』佐藤一斎
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よみかたです。

たいじょうはてんをしとし、そのつぎはひとをしとし、そのつぎはけいをしとす。

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コメント

  1. 杉山憲一 より:

    いつも大変お世話になっております。管理者である先生により、言志四録を教えて頂き、目下、拝読しております。その中の「言志晩録」の八十四に「霊薬も用を誤れ則ち人を斃し、利剣も柄を倒にすれば則ち自ら傷ふ。学術も方にそむけば、則ち自ら伐ひ又人を賊ふ」とあり、衝撃を受けました。人の道たる学問も誤ればかえって、自分にも他人様にも有害となります。よくよく心すべきことでございます。

  2. jun より:

    杉山 様

    こんばんは。
    いつもコメントをありがとうございます。
    そして、このサイトで学んで頂きまして、たいへん感謝いたしております。

    佐藤一斎先生の『言志四録』は、味のあるすばらしい書物ですよね。
    江戸時代よりも随分と科学が発達した現代にこそ心しなければならない言葉ではないでしょうか。

    心を正しく保つこと。その上での学問技術でなければなりません。
    常に心に留めておきたい大切な言葉です。
    杉山様、ありがとうございます。

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