立志を大切に

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JUN
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現代語訳です。

志を立て、これを求めれば、たとえ、薪を運び、水を運んでも、そこに学問の道はあって、真理を自得することができるものだ。
まして、書物を読み、物事の道理を窮めようと専念するからには、目的を達せないはずはない。

しかし、志が立っていなければ、一日中本を読んでいても、それは無駄ごとに過ぎない。
だから、学問をして、一流になろうとするには、志を立てるより大切なことはない。

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原文です。

緊しく此の志を立てて以て之を求めば、薪を搬び水を運ぶと雖も、亦是れ学の在る所なり。
況や書を読み理を窮むるをや。
志の立たざれば、終日読書に従事するとも、亦唯だ是れ閑事のみ。
故に学を為すは志を立つるより尚なるは莫し。

尚 … 上(かみ)、崇、貴などの意味

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よみかたです。

きびしくこのこころざしをたててもってこれをもとめば、たきぎをはこびみずをはこぶといえども、またこれがくのあるところなり。
いわんやしょをよみりをきわむるをや。
こころざしのたたざれば、しゅうじつどくしょにじゅうじするとも、またただこれかんじのみ。
ゆえにがくをなすはこころざしをたつるよりかみなるはなし。

JUN
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参考に

学問を究めることに限ったことではありません。
夢があるならば、一流になりたいのであれば、なによりも志を立てること。
そして、志を胸に刻んで、一時も離れることがないようにすることが大切です。
そうすれば、日常の些細なことでも、見え方が変わってきます。
物事がどのように見えるかは、あなた次第です。

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