無尽蔵に掘り出せるもの

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自分の外にあることは、求めたからといって、得られるものではありません。
外にあることというのは、わかりやすく言うと、「お金持ちになる」「有名になる」「人脈ができる」みたいなことですが、これらは結局、得ようとして、得られるものではありませんから、ここに心を尽くすのは馬鹿げています。

一方で、自分の内側にあるものは、求めれば、いくらでも得ることができます。
内側にあるものというのは、人を思いやる気持ち、損得を考えずにやるべきだと思うことをやる気持ち、礼儀を守る気持ち、知らなかったことを知ろうとする気持ち、仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち。

これらの気持ちは、求めれば誰でも無限に手に入れることができます。
そして求めれば求めるほど、自分と、自分を取り巻く世界のことが好きになるのです。
いくら費やしても、損はありません。

『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将

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