古典という書物

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生まれて死ぬ限り、必ず人は問うはずだ、「何のために生きるのだろう」。
数千年前から人類は、人生にとって最も大事なこの問いについて、考えてきた。
賢い人々が考え抜いてきたその知識は、新聞にもネットにも書いてない。
さあ、それはどこに書いてあると思う。

古典だ。
古典という書物だ。
何千年移り変わってきた時代を通して、まったく変わることなく残ってきたその言葉は、そのことだけで、人生にとって最も大事なことは決して変わるものではないということを告げている。
それらの言葉は宝石のように輝く。
言葉は、それ自体が、価値なんだ。

【14歳からの哲学】池田晶子

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