困難な出来事が起きたら

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困難な出来事や面倒な出来事がおきたならば、焦って解決しようとしてはいけない。
しばらくそのままにしておくのがよい。
一晩持ち越すことにして、枕もとで半分くらいざっと考え、それを思いながら寝て、翌朝、心が清く明らかになった時、引き続いてこれを思案すれば、必ずおぼろげながらも一条の活路が見えてくる。
そうなると、その難問題の筋道が自然に心の中に集まってくる。
こうなって後にゆっくりとこの難問題を一つ一つ区分して処理していけば、大概は間違うことがない。

『言志四録』佐藤一斎

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