昔から、上の者は自分は完全無欠だと考え、下の者も今のままで充分だと満足に思っておれば、事業の効果は顕れないものだ。
『南洲翁遺訓』西郷隆盛
上の者が、自分は完全無欠だと思っていないからこそ、下の者の言葉にも耳を傾けることができる。
完全無欠だなどと自分が思っているから、人からその非を指摘されたり、自分の考えにはないことを言われると、すぐに怒りだしてしまう。
だから、学識があり、徳もある立派な人もそのような人は見限って、助けようとはしないものだ。
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昔から、上の者は自分は完全無欠だと考え、下の者も今のままで充分だと満足に思っておれば、事業の効果は顕れないものだ。
『南洲翁遺訓』西郷隆盛
上の者が、自分は完全無欠だと思っていないからこそ、下の者の言葉にも耳を傾けることができる。
完全無欠だなどと自分が思っているから、人からその非を指摘されたり、自分の考えにはないことを言われると、すぐに怒りだしてしまう。
だから、学識があり、徳もある立派な人もそのような人は見限って、助けようとはしないものだ。
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