覚悟すること

チームに勢いがあって盛り上がっているときは、誰もが忠義を立てるものですが、勢いがなくなって衰えてくると、急にいなくなったり、裏切ったりする人が増えます。

生き抜くためという理由もあるのでしょう。
ですが結局、最後まで踏ん張れなかった人は、どれだけずば抜けた才能や技術があったとしても、私は尊敬できません。

素晴らしいリーダーのもとで、頑張る人はいくらでもいます。
どうしようもないリーダーのもとで、頑張れるからこそ、すごいのです。

ほめめられて、がんばる人も珍しくない。
怒られても、がんばるからこそ強くなるんです。

物事を成就させる方法はただひとつ。
それは「覚悟すること」だと思います。
『覚悟の磨き方』超訳　吉田松陰　編訳　池田貴将