言葉の力

言志四録

天を相手にする心

JUN 現代語訳です。 すべて事を行うには、天を相手にする心を持つことが必要です。人に示す気持ちがあってはいけません。 JUN 原文です。 凡そ事を作すには、須らく天に事うるの心有るを要すべし。人に示すの念有るを要せず。 『言志録』佐藤一斎...
言志四録

天を師とする

JUN 現代語訳です。 最上の人は宇宙の真理を師とし、その次の人は立派な人を師とし、さらにその次の人は経書を師とする。 経書…儒教でとくに重視される文献の総称。五経(『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』)や四書(『大学』『論語』『孟子』...
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志が欲を制す

自分の欲を抑えられないのは、志が固まっていないからだ。志さえ固まっていれば、欲など真っ赤に燃えている炉の上に落ちたひとひらの雪のように、すぐに消えてしまうだろう。志とは、それほどに自己を律する強い力をもつ。だからこそ、志を確立するための徹底...
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学ぶということ

学問は何のためにするのか。それは、自分の信じる志を成し遂げるために決まっている。そして、その志は他人に言われて立てるのでは意味がない。自分の心の底から、熱く湧き出たものでなければならない。 『言志録』佐藤一斎
言葉の力

思わせ人生

もともとハウツー本とは、そういうものだと言えば、そういうものだろう。本当にそうであるのではなくて、そうである「ふりをする」、そうである「気分になる」、そういう「見せかけ」でよしとするものである。なんで本当ではなくて見せかけでよしとするかとい...
言葉の力

志を確立する

志をしっかり立て、その志を常に胸に抱いていれば、薪や水を運んでいるときでさえ、志を実現するための学びの時間となるのだ。その気持ちをもちながら、書物を読み、物事の道理を知ろうとすれば、目的を達成できないはずはない。しかし、志を抱かずに一日中読...
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自分の道を行け

すでに誰かが、確立した道をたどるな。自分の道を行け。ただ茫然とした中に、自分の道を広く築け。そして、自分を自分自身が導いて、堂々と進むがいい。 『悦ばしい知識』ニーチェ
言葉の力

学ぶとは思い出すこと

思いやりとか優しさは、持つものではなく、思い出すものです。人を喜ばせようとするのは、善意ではなく、本能です。「本来の人間らしさ」を取り戻すために、私は学びます。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

得を考えるのが損

結果はさまざまです。全力を出せたかどうか、それだけを振り返りましょう。正解なのは、それだけですから。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

感情が人生

照れないこと、冷めた態度を取らないこと。もっと自分の感情に素直になりましょう。不幸を聞けば泣けばいいし、美しい景色を見れば、また泣けばいいのです。感情は表現すればするほど、受け取る力が強くなります。ありったけの心を動かして、人生を楽しもうじ...