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言志四録

自分が人に施した恩は忘れろ。 自分が人から受けた恩は絶対に忘れるな。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

一心不乱

人は自ら休まず、一心不乱にものごとに取り組んでいるとき、心は充足感に満ち溢れ、余計なことに考えが及ばないものだ。邪心は消え、悩みも失せていく。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

私心と物欲

私心がなければ、無我、清明な境地に至る。これは邪念のない正義である。 物欲に執着がなければ、人に煩わされることはない。これは何の恐れもない勇気である。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

人は変われる

人は、等しく人。そもそも能力などに違いはない。だが、生き様によって違った人生になっていく。遊び怠けていると、軟弱になる。困苦に逢うと、強くなる。満ち足りた暮らしに慣れると、優柔になる。激しく奮い立てば、剛毅になる。人の気質は、心掛け次第でど...
言葉の力

いつ生きるのか

在りもしない死を恐れて、在るでも無いでもない死後を憂えて、すなわち時間というものは漠然と前方へ流れるものだという錯覚を信じこんで、生き生きと生きる現在を常に取り逃がして生きるならば、人はいったいいつ生きることができるだろう。死ぬまでのいつか...
言葉の力

覚悟すること

チームに勢いがあって盛り上がっているときは、誰もが忠義を立てるものですが、勢いがなくなって衰えてくると、急にいなくなったり、裏切ったりする人が増えます。 生き抜くためという理由もあるのでしょう。ですが結局、最後まで踏ん張れなかった人は、どれ...
言葉の力

思いは必ず実現する

思いは必ず実現する。 それは、人が 「どうしてもこうありたい」と 強く願えば、その思いが必ず その人の行動となって表れ、 実現する方向に おのずから向かうからです。 ただそれは、強い思い でなければなりません。 漠然と思うのではなく、 「何...
言葉の力

日本人である幸せ

空に境界線がないように、貧富とか身分の差とは関係なく、みんなで喜び、みんなで心配し、お互いを思いやって生きる。 それが日本人の道なんです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

いつでも死ねる生き方

あなたはあなた。私は私です。他人にはなんとでも言わせておきましょう。 私はできることなら、権力に屈したり、お金に心動かされたりせず、ただ、あなたたちと一緒に一つのことをきわめながら、その素晴らしい技術と真心をもって、士として恥ずかしくないよ...
言葉の力

磨けばいつでも光る

人が生まれるとき、天は皆に才能を与えました。でもほとんどの人は、目先の欲や些事にとらわれて、その才能をためしてみようとすら思いません。教えてあげましょう。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将