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言葉の力

自尊心

自尊心を持つ、ということと、プライドがあるということは、間違いやすい。誰も自分が大事で、プライドがあると思っているけど、それなら他人に侮辱されても腹は立たないはずだよね。なぜなら、自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価なんか気にならな...
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天網恢恢疎にして漏らさず

天の網はひろく、その目はあらいようだが、天の摂理は厳格で、人間が犯した罪や過ちを見逃さず、遅かれ早かれ必ず罰を与える。そして、その罰からは逃れられない。 『老子』
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立志の立の字

立志の立という字は、真っすぐに立つことと、目印を立てることと、不動の三つの意義を兼ねている。すなわち、志を真っすぐに立て、その志を目標として、不動の心を持って進まなければならない。 『言志四録』佐藤一斎
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学ぶ人の心得

学び始めるときには、必ず立派な人間に、善い人になろうという志を立て、それから本を読むべきです。そうではなくて、ただ知識を増やすためのみで学び始めると、その結果は、傲慢な人間になったり、悪事をごまかすために使うことになる心配があります。これは...
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真の善悪と仮の善悪

すべて世の中の事には、真の善悪と仮の善悪とがあります。仮の善悪というのは、世間の人が良いとか悪いとかいっていることです。年が若く、まだ学問が十分でないときに、仮の善悪を頭に入れてしまうと、後になって、真の善悪を知りたいと思っても容易に知るこ...
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正道を歩もう

何事も道理にかなった正しい道を歩み、誠を貫き、人をだますような手は使ってはならない。多くの人は行き詰まったとき、どんな汚い手を使ってでもその場を切り抜ければ、あとは時の運でいろいろ工夫はできると思ってしまう。しかし、その場はなんとか切り抜け...
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完璧な人はいない

昔から、上の者は自分は完全無欠だと考え、下の者も今のままで充分だと満足に思っておれば、事業の効果は顕れないものだ。上の者が、自分は完全無欠だと思っていないからこそ、下の者の言葉にも耳を傾けることができる。完全無欠だなどと自分が思っているから...
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実践する心を持て

立派な人の本を読んで、その人の行動の底にある心を、心と身体で感じ取って自らもそのような心をもって行動できるように修行しなければならないのに、そうではなく、ただ立派な人の言葉や行いを知識としてのみ知ったところで、何の役に立つだろう。実践する心...
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自分に甘えない

学問を志す者は、広く学ぶという心がけが必要だ。だからといって、知識を得ることばかりにこだわっていると、身を修めることがおろそかになりかねない。だから、常に自分に克ち、身を修めるよう心がけなければならない。広く学びつつ自分に克ち、人を許しても...
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自分を信じる

人としての正しい道を歩もうとする者は、世間から誹(そし)られても動じない。逆に、褒められて有頂天になることもない。なぜなら、人が人を評価することはできないとわかっているからだ、天を相手にこうと決めたことをやり抜く自分自身だけを信じているのだ...