覚悟の磨き方

言葉の力

逆境に礼を言う

鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。素晴らしい人生の送り方もよく似ています。何度も繰り返されるきわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。 『覚悟の磨き...
言葉の力

何を選ぶか、どう選ぶか

自分にとっての利益。これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど、判断基準がブレ、迷いが生まれます。反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうとも、物事は気持ちよく進んでいくものなのです。自分のことを考...
言葉の力

未来のために

やってしまえば、こうなるとはわかっていましたが、やるべきだという、私の熱い血には逆らえなかったのです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

死ぬまで前に

進まなければ、退化します。途中でやめれば、すべてが無駄になります。だから、今日死んでも悔いを残さないよう、死ぬまで前に進み続けるしかありません。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

認められる順番

よそ者としてどう見られるかは、気にしないでください。自分がやりたいことも、とりあえずは置いておきましょう。自分が今いる場所で、自分ができる目の前のことを、まずは精一杯やりましょう。仲間だと認めてもらうのはそれからです。 『覚悟の磨き方』超訳...
言葉の力

ときめくものがない

とことん考え抜きましょう。達成感はずっと先に期待しましょう。出だしでつまずいたとしても、勢いだけで乗り切りましょう。そうすればどんなことだって、挑戦しがいのあることに変わるはずです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

壁を楽しめるか

生まれつき才能をもった人はたくさんいます。子どもの頃は、その才能が自然に輝いています。ですが、その才能を磨き続けられる人は本当に少ないのです。多くの人が「才能さえあれば、途中で行き詰まることはないだろう」と勘違いするからです。才能はあったと...
言葉の力

ここからはじまる

今、立っているこの場所を、日本をもっと素晴らしい国にするための、出発点にしようと思います。ここは本当におんぼろですし、田舎ですし、ちっぽけなところですが、私はその希望が叶うと信じています。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

学ぶならとことんまで

一度、学ぶと決めたら、もしも途中で「やっぱり無駄かもしれない」と感じたとしても、最後まで学び切る覚悟でいきましょう。いろんなものに手をつけて、やったり、やめたりを繰り返していたら、時間を喰うばかりでなにも生まれませんから。 『覚悟の磨き方』...
言葉の力

話を聞き、その目で見て

なんでもかんでも知識をばかり集めるのは、役立たずのインテリだけでいいのです。活きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って話を聞き、その目で見て、その手で触れるのが一番早いでしょう。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将