人間的な、あまりに人間的な

言葉の力

借り物のマニュアル

会食にはマナーというものがあるが、考え方や感じ方にもマナーがあると思うのはまちがいだ。だから、ある事柄や出来事につてはこういう心情や考えを持たなければならないということは全然ない。もちろん、周囲の人々に合わせる必要すらない。 世間の人々は、...
言葉の力

勉強の効果

勉強をすれば知識が増える。しかし、そんな知識は社会であまり役立たなかったと多くの人は不平を言う。それはあたりまえのことで、数年程度の勉強で得られる知識はほんのわずかなものだからだ。 勉強がもたらすものは実は別のところにある。勉強によって能力...
言葉の力

いつも機嫌よく生きていくコツ

不機嫌になる大きな理由の一つは、自分のなしたこと、自分の産んだことが人の役に立っていないと感じることだ。したがって、いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ。そのことで自分という存在の意味が実感され、これが純粋...
言葉の力

内心の幸福のために

悪い行為、あるいはいろんなレベルでの不正を行うべきではない。 道徳のためにではない。誰かから叱られたり責められたり、あるいはあとになって仕返しを受けることを防ぐためでもない。何らかの宗教的理由からでもない。 不正を行なうのを避けるべきなのは...
言葉の力

好意は小さな花々

ふだんの生活の中で人にとって必要なものは好意である。好意的な眼差し、握手などのふれあい、気立てのよいつきあい。好意に溢れた話題やしゃべり方。 それらは確実にわたしたちの気分をよくし、多くのものを包み、信頼関係や親密さ、人間的な安心を日々育ん...
言葉の力

裸の自分を見よ

私たちは実に様々なものを持っている。いや、たくさんのものを持っていると思い込んでいる。それらが本当に自分のものだと思っているから、それらのものと自分との境目さえはっきりしなくなっているくらいだ。 だから一度、それらすべてを盗られてしまったと...
言葉の力

不満は自分との闘いの拒否だ

誰かへの不満、世間への不満が多く溜まっているなら、自分のことをじっくりと振り返ってみようじゃないか。おそらく、自分の今の在り方にたくさんの不満があるはずだ。 その不満を直視できず、ごまかして他人や世間のせいにしたがっているだけだ。そうやって...
言葉の力

もっともっと成長しなさい

成長しなさい。高く高く、途中で満足などせずに、もっと、もっと高みへと成長しなさい。 人として、生きる者として、育ち続ける者として、もっと知識を広め、経験を深め、愛を重ね、苦難を引き受け、成長しなさい。 すると、よきものが何か眼に見えてくる。...
言葉の力

ずっと愛せるか

行為は約束できるものだ。しかし、感覚は約束できない。なぜなら、感覚は意志の力では働かないものだからだ。 よって、永遠に愛するということは約束できないように見える。しかし、愛は感覚だけではない。愛の本質は、愛するという行為そのものであるからだ...
言葉の力

自分の評判など気にするな

誰だって、他人から自分がどう思われているか知りたいものだ。よく思われていたいし、少しは立派だと思われていたいものだし、大切な人間の部類に入れてほしいものだ。だからといって、自分への評価を気にするばかりに、聞き耳を立てるのはよくない。なぜなら...
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