言葉の力 二通りの生き方 人生には二通りの生き方しかない。一つは奇跡など何も起こらないと思って生きること。もう一つはあらゆるものが奇跡だと思って生きること。 アルバート・アインシュタイン 言葉の力アインシュタイン
言葉の力 学んで得るもの 学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一掴みの砂金が残っているものだ。これだ。これが尊いのだ。勉強しなければいかん。 『正義と微笑』太宰治 言葉の力太宰治
言葉の力 「善意」はどこにあるか 「善」を知っている人だけが、「善」を行為できる。これは、驚くべき当たり前のことなのだが、多くの人がここを間違えるのは、「善」という何かが、抽象にせよ具体にせよ、なんらかの形で存在すると思っているからである。しかし、そんなものは存在しない。「... 言葉の力池田晶子
言葉の力 長所と短所 知識とか技能というような、いわば外面的な事柄については、一般的には短所を補うというよりも、むしろ長所を伸ばす方が、よくはないかと考えるのです。ところがこれに対して、自分の性格というような、内面的な問題になりますと、私は、長所を伸ばそうとする... 言葉の力森信三
言葉の力 気品 気品というものは、人間の値打ちの全てを言い表すと言ってもよいでしょう。この気品が、ある意味では、全人格の結晶だと言うこともできましょう。実際気品というものは、その人から発する、いわば内面から発する香りとでも言うべきもので、ここぞと、形の上に... 言葉の力森信三
言葉の力 強くしてくれるもの 天高く聳えようとする樹木。そういう木々が成長するために、ひどい嵐や荒れる天候なしにすますことができるだろうか。憎悪、嫉妬、我執、不信、冷淡、貪欲、暴力。あるいは、あらゆる意味での不利な条件、多くの障碍。これらはたいていうとましく、悩みの種に... 言葉の力ニーチェ
言葉の力 誠意正心 男児世に処する、ただ誠意正心をもって現在に応ずるだけのことさ。あてにもならない後世の歴史が、狂といおうが、賊といおうが、そんなことはかまうものか。要するに処世の秘訣は「誠」の一字だ。 『氷川清話』勝海舟 言葉の力勝海舟
言葉の力 自分がやればよい 近頃世間で時々西郷がいたらとか、大久保がいたらとかいうものがあるが、あれは結局は自分の責任を免れるための口実だ。西郷でも大久保でも、たとえ生きているとしても、今ではもはや老いぼれじじいだ。人をあてにしてはだめだから、自分で西郷や大久保の代わ... 言葉の力勝海舟