吉田松陰

言葉の力

ためて一気に吐き出す

時には不満に思うことや、納得のいかないこともあるでしょう。苦しい気持ちも、愚痴をこぼしたり、大騒ぎしたりしていれば、次第に楽になっていくものです。しかし、その先には「惰性」しかありません。簡単に「憂さ晴らし」はしないでください。憤りをかみ砕...
言葉の力

本当に幸せな人

幸せな人の心は二種類に分かれます。ひとつは、どれだけ貧しくて、厳しい状況に置かれても、いつもゆったりとした雰囲気でいて、決して他人を責めたり、自分の運を呪うことのない心です。もうひとつは、誰に対しても、まるで家族みたいに親切で、どこかで困っ...
言葉の力

やり切るまで手を離すな

たいていの人はまだ序の口で、いよいよこれからが本番だというときに、自分の田んぼを放置して、人の田んぼの雑草を取りたがるのです。人の田んぼの雑草を取るというのなら、まだいい方かもしれません。一番多いのは、人が懸命に草をとっている姿を傍観して、...
言葉の力

大切な人のために今日できること

今日という日は二度ときません。死ねば、再びこの世に生まれることはありません。だから大切な人を喜ばせるために、少しの時間も無駄にしちゃいけないんです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

最後の宿題

自分はいつまで若さを保てるか、人よりどれぐらい長生きできるか、そんなのは、自分の思いのままになることではありません。 ただそれでも、自分という人間をいつまでも磨き続けるというのは、あなたの宿題なんです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳...
言葉の力

大きな心を持つには

表面的な付き合いではなく、本当に大切にしたいと思う仲間が、大きな勇気を与えてくれるというのに、 損得勘定を捨てて、正義のためにやろうとする気持ちが、大きな高揚感を生んでくれるというのに、 そういう基本的なことを、いい加減に考えて生きていたら...
言葉の力

本の持つ力

どんな本でもいいのです。本を開いてみれば、その瞬間人生が変わるかもしれません。本にはそんな可能性を持った言葉が無数に転がっています。 でも読む人はあまりいません。読んだとしても、ほとんどの人は本に書かれている教えを真似しようとしません。一度...
言葉の力

満たされるために

心を良い状態に保ちたいならば、自分がいま不足にい感じていることを探して、これを満たそう、補おうと望むよりも、報酬や見返りを求めることなく、誰かのために、気持ちを込めて働くべきです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

最高の一文字

誠。この一文字をよく味わってみてください。何度でも心に刻んでください。私欲を捨てて、誠に生きましょう。年齢とは関係ありません。その覚悟ができた瞬間から、ようやく本当の人生が始まるのですから。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

夢を引き継ぐ者

「自分が実現させたいこと」について、何度も考えて、考えて、考え尽くすこと。 人と話すときは、その会話の端っこでもいいから、「自分が実現させたいこと」について語ること。 平和や安定を愛しながらも、いつまでも続く平和や安定はない、という事実を、...