吉田松陰

言葉の力

話を聞き、その目で見て

なんでもかんでも知識をばかり集めるのは、役立たずのインテリだけでいいのです。活きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って話を聞き、その目で見て、その手で触れるのが一番早いでしょう。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

思い込みを疑え

人の解釈を聞いて、自分もわかったような気になってはいないでしょうか。たとえ信頼に足る人物の解釈だとしても、それも思い込みの一つです。思い込みは無数にあります。どれを選択するかは、あなたの自由です。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田...
言葉の力

学びの賞味期限

すぐれた人の話や文章に触れて、自分もまねしてみようと思うことは簡単です。しかし学んだ今すぐ、その気持ちを行動に移して、結果を出してみなければ、その学びは二度と自分のものにはならないでしょう。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
言葉の力

心の声を見つけろ

心を疲れさせないためには、余計なものを求めないことです。ですが、よく考えればいらないものを、つい求めてしまうのが人間の弱いところでもあります。「自分が本当にしたいこと」を、いい加減に扱っているときほど、そういうものばかり追いかけてしまうので...
言葉の力

無尽蔵に掘り出せるもの

自分の外にあることは、求めたからといって、得られるものではありません。外にあることというのは、わかりやすく言うと、「お金持ちになる」「有名になる」「人脈ができる」みたいなことですが、これらは結局、得ようとして、得られるものではありませんから...
言葉の力

どう生きたいか

他人から馬鹿にされたくない。皆そればかり気にするものです。家がオンボロだとか、服が時代遅れだとか、ろくなものを食べていないとか。しかし、人はあやういものです。生きている時は生きていますが、死ぬときは、もう死んでいるわけです。今日はお金があっ...
言葉の力

腹が据わっている人のおまじない

「一生やり続ける」すごくシンプルですが、これほど多くを語る言葉もありません。 みだらな誘惑、未知の物事に対する恐怖、手軽な安心感、どれも乗り越えることができるのは、「一生やり続ける」この言葉が、背骨に叩き込まれている人だけです。 『覚悟の磨...
言葉の力

ミスを認め、失敗を責める

失敗しないことは、自慢になりません。なにも失敗していないということは、なにもやっていないということだからです。 自分の立場を守ろうとしないで、あれは失敗だったと潔く認めましょう。どんな大きな失敗でも、次に改めれば決して無駄にはなりません。 ...
言葉の力

誇りを見直す

過去の成功を再現しようとしたり、そこそこの収入を得て、それを維持しようとしたりすれば、表面的などうでもいいことに振り回されることになります。 一方、どんなに地味に見える仕事でも、本気になって取り組んでみれば、そこから簡単に人生の喜びを得るこ...
言葉の力

結果じゃない

大事なことは、なにを、どう手に入れるかではなく、どんな気持ちを感じたいかなのです。たとえ手に入れたものが、どれだけ美しくて広い家だとしても、住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、それは貧しい人生です。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰...