言葉の力 自重を知るがよい 我々は、自重、つまり身を慎み、軽率に行動せず、自らを重んじることを、知らねばならない。天から授かった生まれつきの徳はもっとも大切にし、父母から与えられたこの身体を大切に扱おう。立ち居振る舞いは人から見られ、言葉は信用を築くものだから、これま... 言葉の力佐藤一斎
言葉の力 人情と天理 嘘をついてはならないのは人情であり、人を騙してはならないのは天の道理である。このことは誰もが知っている。それなのに、誰もがこれに反している。うわべだけわかっているようで、本当は分かっていないのだろう。 『言志後録』佐藤一斎 言葉の力佐藤一斎
言葉の力 ずっと愛せるか 行為は約束できるものだ。しかし、感覚は約束できない。なぜなら、感覚は意志の力では働かないものだからだ。 よって、永遠に愛するということは約束できないように見える。しかし、愛は感覚だけではない。愛の本質は、愛するという行為そのものであるからだ... 言葉の力ニーチェ
言葉の力 人は変われる いつのまにか自分自身を、形の決まった固い石のように思うのはよくない。自分という個性がすでに出来上がっていて、あとは外側に多少の変化があるくらいだと思うならば本当にそうなってしまう。 どんな歳になろうとも、人間は限りなく変わることができる。ま... 言葉の力ニーチェ
言葉の力 若者を破滅させる毒薬 自分とは違う考えの者よりも、自分と同じ考えを持つ者をよりいっそう尊重するようにと若者に教え込むと、その若者は確実にダメな人間になってしまう。 同じ意味で、群れること、頼ること、相手に合わせることを上等な価値として教え込むと、若者はすぐに自己... 言葉の力ニーチェ
言葉の力 ニセ教師の教えること この世には、いかにもまともそうに見えるニセ教師がたくさんいる。 彼らが教えることは、世渡りに役立ちそうなことばかりだ。これこれをすると得になる。こういう判断をすると損をしない。人付き合いはこういうふうにしろ。人間関係はこうやって広げろ。こう... 言葉の力ニーチェ
言葉の力 四つの徳を持て 自分自身と友人に対しては、いつも誠実であれ。敵に対しては勇気を持て。敗者に対しては、寛容さを持て。その他あらゆる場合については、常に礼儀を保て。 『曙光』ニーチェ 言葉の力ニーチェ
言葉の力 その先には愛がある 心からやりたいと思うことは何でしょうか。それを「やりたい」と思うのはなぜでしょうか。自分の欲求をとことんまで追求すれば、皆、同じところに行きつきます。「自分は自分のことを愛している。そしてそれと同じぐらい、皆のことも愛している」ということに... 言葉の力吉田松陰