言葉の力

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失敗するほど燃え上がる

私が立てた計画は、今まで数えきれないほど頓挫しています。しかし頓挫するたびに、私の志はますます大きくなっていきます。想像してしまうからです。障害を乗り越えた後の世界を。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将
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欲しいものはすでに持っている

今あるものを味わい尽くしましょう。もう十分に受け取っているはずだから。そういう態度を続けていれば、他人が手に入れたものを欲しいとは思わなくなってきます。欲しがらないでいると、寡欲であるという評判が加わるから、他人が着飾っているものも、自然に...
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憧れの人の精神をつなぐ

私は何度もしくじりましたし、自分のことを賢い人間だとは到底思えません。ですがこの世の中を救ってきた偉人たちの精神だけは、なんとか引き継げるんじゃないかと思っています。自分を育ててくれたものを守るために、できることはそれだけです。 『覚悟の磨...
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思い出すべきこと

能力の高さや、評判とは関係なく、あなたにもひとつくらい得意なことがあることでしょう。 いったん他のことは中止して、その得意なことに、使えるすべての時間とすべてのエネルギーを集中させてみてください。忘れているのは、その覚悟ですよ。 『覚悟の磨...
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偉人たちの夢

焦って動かないことです。何をするにしても、「本当はどうなればいいのか?」と、目的を定めることが一番の近道です。 いつでもその余裕を残せるように、定期的に頭の中を整理しておいた方がいいでしょう。整理しても、うまく目的が定まらないというのなら、...
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逆境に礼を言う

鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も固い金槌で叩かれて、はじめて名剣に仕上がります。素晴らしい人生の送り方もよく似ています。何度も繰り返されるきわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。 『覚悟の磨き...
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何を選ぶか、どう選ぶか

自分にとっての利益。これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど、判断基準がブレ、迷いが生まれます。反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうとも、物事は気持ちよく進んでいくものなのです。自分のことを考...
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真の修養

真の修養とは、人間的威力を鍛錬することです。無力なお人よしになることは、大よそ天地隔てることと言ってよいのです。つまり真の内面的な自己を築くことです。その人の前では、おのずから襟を正さずにはいられないというような人間になることです。 人間も...
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忍耐

忍耐ということにはどういう意味があるかと申しますと、大体二つの方面があるかと思うのです。すなわち一つには、感情を露骨に現わさないようにする、とくに怒りの情を表さないように努めるという方面と、今一つは、苦しみのために打ちひしがられないで。いか...
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未来のために

やってしまえば、こうなるとはわかっていましたが、やるべきだという、私の熱い血には逆らえなかったのです。 『覚悟の磨き方』超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将