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言志四録

敬と誠(2)

意識せずに自然に善い行いができている。これを「誠」と言う。善いことを行い、それがなかったようにする。これを「敬」と言う。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

敬と誠(1)

「敬」とは、自己を律し、他者を敬う心のこと。「誠」とは、一切が真実で、噓いつわりのない晴れやかな心のこと。みだらな考えを起こさないのが「敬」であり、みだらな考えが起きないのが「誠」だ。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

自分の心次第

何もすることがなく怠けていると、日の短い冬の一日が長く感じられる。やることがあって励んでいると、日の長い夏の一日が短く感じられる。一日が長いか短いかは、自分の心次第ということだ。何かを待つ一年は、ゆっくり過ぎていく。何も待つことのない一年は...
言志四録

恥と後悔

人としての恥とは何かを知れ。後悔する言動とは何かを知れ。そうすれば、後悔することはなくなり、恥をかくこともなくなる。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

素直だから

「人の交わりのなかで生きていられるのは、素直だからである」この『論語』の意味をよく嚙み締め、それができているかどうかを、自分の言動に照らし合わせて考えてみる。 『言志四録』佐藤一斎
言志四録

心を集中させよ

いま、このときに心を集中させよ。これからのことを不安に思ってみても、どうにもならない。過ぎ去ったことを悔やんでもみても、過去を取り消すなんてできやしない。過去や未来のことを思い煩えば、心は空をさまようだけなんだ。 『言志四録』佐藤一斎
論語

理解してくれなくても

人が自分を理解してくれないことなど気にするな。自分が人のことを理解していないということを気にしなさい。 『論語』孔子
言志四録

心の在処

人間の行為は、自らの心の在処に始まり、心の在処を以て完結する 『言志四録』佐藤一斎 私たちは、自分自身の考え方や感情、態度によって行動します。そして、その行動が結果を生み出します。この言葉は、自己成長や変革を追求する上で、内面の問題や自己改...
言志四録

困難な出来事が起きたら

困難な出来事や面倒な出来事がおきたならば、焦って解決しようとしてはいけない。しばらくそのままにしておくのがよい。一晩持ち越すことにして、枕もとで半分くらいざっと考え、それを思いながら寝て、翌朝、心が清く明らかになった時、引き続いてこれを思案...
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真の善悪と仮の善悪

すべて世の中の事には、真の善悪と仮の善悪とがあります。仮の善悪というのは、世間の人が良いとか悪いとかいっていることです。年が若く、まだ学問が十分でないときに、仮の善悪を頭に入れてしまうと、後になって、真の善悪を知りたいと思っても容易に知るこ...
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