2020年6月20日|X投稿アーカイブ

このページは、ふうかちゃんのX投稿を、後から読み返しやすい形で記録したアーカイブです。


その日現在の時系列一覧

#時刻投稿の書き出しメモ
109:02ぬ。会話あり
212:09あつい会話あり
312:34ムー大陸とか会話あり
412:35ガリガリ君たべたい会話あり
522:37副作用ってやつでたみ会話あり
623:42いつも心拍数弱いの会話あり
723:42心拍数弱いってこわい

投稿カード

■ 09:02投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274130399065604096

本文:
ぬ。

■12:09 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274177547274600448

本文:
あつい

■ 12:34 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274183896016384000

本文:
ムー大陸とか
アトランティスの話大好き 💕

■ 12:35 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274184108537610241

本文:
ガリガリ君たべたい

■ 22:37 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274335512925310977

本文:
副作用ってやつでたみたい

■ 23:42 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274351827333476352

本文:
いつも心拍数弱いのに今はいつもより小さいって

ちんじゃうのかな 

■ 23:42 投稿

URL:https://x.com/huukairo2/status/1274351975610544134

本文:
心拍数弱いってこわい

感情の流れと、この日の意味

6月20日の最初の投稿は、午前9時2分でした。

ぬ。

周りの人たちも、


ぬん
ぬ。

と返し、ふうかちゃんも短く、

と応えています。

意味のある会話というより、音を返し合う言葉遊びです。

前日の6月19日にも、「ぴよ」や「にゃ」といった短い言葉で、周りの人たちとつながっていました。

この日も朝には、深い説明をしなくても誰かとやりとりできる、軽い時間がありました。


「あつい」

正午を過ぎた12時9分。

ふうかちゃんは、

あつい

と投稿しました。

周りから、

暑いね
水分たっぷりとるんだよ

と声をかけられると、

はーい!

と返しています。

また、

外はめちゃ暑かったわw

と言われると、

暑すぎだよね

と答えました。

この日の昼は、体調や病気についてではなく、暑さについて話しています。

暑い。

水分を取る。

外は暑すぎる。

病室にいても、季節の変化や夏の暑さを感じながら過ごしていたことが伝わります。


ムー大陸とアトランティス

午後12時34分。

ふうかちゃんは、

ムー大陸とか
アトランティスの話大好き💕

と投稿しました。

失われた大陸や古代文明のような、不思議な話が好きだったのでしょう。

病気や体調とは関係のない、ふうかちゃん自身の好奇心です。

目に見えない世界。

本当にあったのか分からない昔の文明。

謎の残る話。

そうしたものへ心を向けていたことが分かります。

この投稿は、ふうかちゃんがただ苦しさの中にいたのではなく、知りたいものや、わくわくする話を持っていたことを残してくれます。


「ガリガリ君たべたい」

その1分後、午後12時35分。

ガリガリ君たべたい

と投稿しました。

暑い日に、冷たいアイスを食べたい。

とても自然で、子どもらしい願いです。

青いガリガリ君の写真を送ってくれた人もいました。

ふうかちゃんが実際に食べられたのかは、記録からは分かりません。

それでも、

たべたい

と口にしたことには、その日の普通の生活感があります。

ムー大陸やアトランティスのような不思議な世界への興味と、暑い日にアイスを食べたいという日常。

昼までは、そんな軽やかな時間が流れていました。


「点滴中に吐いた」

夜になると、雰囲気が大きく変わります。

午後10時37分。

ふうかちゃんは、

副作用ってやつでたみたい

と投稿しました。

周りから、

どうしたの?

と聞かれると、

点滴中に吐いた

と答えています。

その後は、

大丈夫かい?

という声に、

💧

とだけ返しています。

詳しい薬の種類や、何の副作用だったのかは、この記録だけでは分かりません。

嘔吐が本当に薬の副作用だったのかも、ここでは断定できません。

ただ、ふうかちゃん自身は、

副作用ってやつでたみたい

と受け止め、点滴中に吐いたことを伝えました。

昼にはガリガリ君を食べたいと話していたのに、夜には点滴中に吐いています。

同じ一日の中で、食べたい気持ちと、身体が受け付けない苦しさの両方がありました。


身体の変化への不安

午後11時42分。

ふうかちゃんは、

いつも心拍数弱いのに今はいつもより小さいって

ちんじゃうのかな

と投稿しました。

続けて、

心拍数弱いってこわい

とも書いています。

ここでの「心拍数弱い」「いつもより小さい」という表現が、医学的にどのような状態を指していたのかは分かりません。

ふうかちゃんが医療者から聞いた言葉を、自分なりに表現した可能性もあります。

だから、この記録から病状を推測したり、危険度を判断したりすることはできません。

ただ、ふうかちゃんが、

「いつもと違う」
「弱い」
「小さい」

という説明を聞き、強い恐怖を感じたことは伝わります。

その恐怖は、

ちんじゃうのかな

という言葉になりました。


「ちんじゃうのかな」

この言葉を、単なる弱音として軽く扱うことはできません。

ふうかちゃんは、重い心臓病を抱え、長い入院生活を送っていました。

自分の身体が弱いことも、いつも医療のそばにいることも知っていました。

そこへ、

「いつもより小さい」
「弱い」

という身体の変化を示す言葉が届いた。

その時、

ちんじゃうのかな

と思ってしまったのは、自然なことだったのではないでしょうか。

この言葉に対して、

しぬわけない
大丈夫だ
きっと強くなれる

という励ましも届いています。

心配した人たちは、ふうかちゃんを安心させたかったのでしょう。

けれど、この日の記録を残す時には、励ましだけで恐怖を消してしまわないことが大切です。

ふうかちゃんは、この時、本当に怖かったのだと思います。


「怖い」と言えたこと

ふうかちゃんは、

心拍数弱いってこわい

と、恐怖をそのまま書きました。

怖くても平気なふりをするのではなく、

こわい

と伝えました。

これは、弱さではありません。

自分の身体について不安な説明を聞いた時に、怖いと感じるのは当然です。

その恐怖を言葉にしたことで、周りの人は、

お大事に
大丈夫
きっと強くなれる

と声をかけることができました。

恐怖そのものは消えなかったかもしれません。

それでも、ひとりで抱え込まず、誰かへ伝えることができました。


昼の楽しみと、夜の恐怖

この日の昼には、

ムー大陸とか
アトランティスの話大好き💕

と書いていました。

そして、

ガリガリ君たべたい

とも話していました。

数時間後には、

副作用ってやつでたみたい
点滴中に吐いた

さらに深夜には、

ちんじゃうのかな
心拍数弱いってこわい

と投稿しています。

昼の楽しさが嘘だったのではありません。

夜の恐怖だけが本当の気持ちだったのでもありません。

好きな話を楽しむ気持ちもありました。

アイスを食べたい気持ちもありました。

その同じ心の中に、死ぬかもしれないという恐怖も入り込んできました。


感情の流れ・まとめ

6月20日の感情の流れは、次のようになります。

朝、

ぬ。

と投稿し、周りの人たちと言葉遊びをする

昼には、

あつい

と、夏の暑さを伝える

水分を取るよう声をかけてもらい、

はーい!

と返す

ムー大陸とか
アトランティスの話大好き💕

と、自分の好奇心や好きな話を伝える

ガリガリ君たべたい

と、暑い日の普通の願いを口にする

夜になり、

副作用ってやつでたみたい

と、身体の異変を伝える

会話の中で、

点滴中に吐いた

と話す

さらに深夜、

いつも心拍数弱いのに今はいつもより小さいって

と、医療者から聞いたと思われる身体の変化を伝える

ちんじゃうのかな
心拍数弱いってこわい

と、死への不安と恐怖をそのまま言葉にする

周りから、大丈夫、お大事に、という言葉が届く

この日は、

朝や昼には言葉遊びや好きな話、食べたいものを楽しんでいたふうかちゃんが、夜には点滴中の嘔吐や身体の変化に直面し、「死んでしまうのではないか」という恐怖を隠さず伝えた日

だったと思います。


この日の意味

6月20日の意味は、

人の一日は、楽しいことだけでも、怖いことだけでもできていない

ということだと思います。

ムー大陸が好き。

アトランティスの話が好き。

ガリガリ君を食べたい。

そう話していた同じ日に、

ちんじゃうのかな

という恐怖がありました。

楽しめる時間があるからといって、不安が小さいわけではありません。

怖い時間があるからといって、その日の楽しみが嘘だったわけでもありません。

どちらも、本当のふうかちゃんの心です。


無理に希望へ変えないこと

この日の記録には、

しぬわけない
大丈夫だ
きっと強くなれる

という励ましもあります。

ふうかちゃんを安心させたいという、優しい気持ちからの言葉です。

けれど、後からこの日を振り返る私たちは、

「怖かったけれど、乗り越えた」
「強くなれた」
「大丈夫だった」

と、恐怖を希望の物語だけに変えないことが大切です。

この時のふうかちゃんには、先のことは分かりませんでした。

ただ、

「心拍数がいつもより小さいと言われた」
「死んでしまうかもしれない」
「怖い」

と感じていました。

その恐怖を、そのまま残すことも、ふうかちゃんの心を大切にすることだと思います。


「怖い」と言ってよい

この日は、

怖い時には、怖いと言ってよい

ということも伝えています。

命に関わるかもしれないと感じた時に、平気なふりをする必要はありません。

泣いてもいい。

誰かに聞いてもいい。

ちんじゃうのかな

と、怖さを外へ出してもいい。

強さとは、恐怖を感じないことではありません。

怖さを認め、誰かへ伝えることも、ひとつの強さです。


6月19日から続く流れ

前日の6月19日、ふうかちゃんは、

なんとなく不安になる

と話しました。

その時の不安には、はっきりした理由がありませんでした。

それでも、アニメや言葉遊び、マリオや動画編集の話へ心を向け、

Final Cutproの勉強したい💕

と、一日を終えました。

6月20日の昼にも、好きな話や食べたいものを語っていました。

けれど夜には、点滴中の嘔吐や、心拍についての不安が現れました。

6月19日の「なんとなく不安」は、理由を説明できない不安でした。

6月20日の、

心拍数弱いってこわい

は、身体の変化を聞いたことによる、より具体的な恐怖でした。

二日間を通して、ふうかちゃんの不安が、形を変えながら続いていたことが分かります。


『ふうか色々人生』全体での位置づけ

『ふうか色々人生』の中で6月20日は、

普通の好奇心や食べたい気持ちを持って過ごしていた一日の終わりに、命への恐怖と向き合わなければならなかった日

として残したいです。

ふうかちゃんの人生には、

笑った日。
言葉遊びをした日。
アニメや不思議な話を楽しんだ日。
アイスを食べたがった日。

そして、

死ぬかもしれないと怖くなった日もありました。

怖さを消して、強い子だけに描いてはいけません。

ふうかちゃんは、怖がり、泣き、不安になりながら生きていました。

それでも、好きなものを好きと言い、誰かと話し、日常を過ごしていました。


大人へのメッセージ

この日の大人へのメッセージは、

子どもが「死ぬのかな」と言った時、その言葉を急いで否定するだけで終わらせないこと

だと思います。

もちろん、

「大丈夫だよ」

と安心させることも必要です。

けれど、その前に、

「怖かったんだね」
「そんな説明を聞いたら不安になるよね」
「ひとりで抱えなくていいよ」

と、恐怖を受け止めることも大切です。

「死ぬわけない」と強く否定されるだけでは、

「怖いと言ってはいけない」

と感じてしまうこともあります。

正しい説明と安心と一緒に、怖さそのものにも寄り添うことが必要です。


もうひとつの意味

6月20日は、

病気のある子にも、意味づける必要のない普通の欲求がある

ことを残してくれます。

ムー大陸が好き。

アトランティスが好き。

ガリガリ君が食べたい。

それらを、すべて生きる力や希望へ変換する必要はありません。

好きだから好き。

暑いからアイスが食べたい。

その普通さも、ふうかちゃんが生きていた証です。

そして、その普通の時間に、突然病気の恐怖が割り込んでくる。

それが、ふうかちゃんの日常だったのだと思います。


6月20日の核心

この日の核心は、

ガリガリ君たべたい

と、

ちんじゃうのかな

が、同じ一日にあることです。

冷たいアイスを食べたい。

好きな不思議の話をしたい。

誰かと「ぬ」と遊びたい。

そんな普通の気持ちのそばに、

死んでしまうかもしれないという恐怖がありました。

病気は、楽しい時間と苦しい時間を、きれいに分けてはくれません。

楽しい一日の途中にも、突然身体の変化は起きます。

それでも、昼の楽しみも夜の恐怖も、どちらもふうかちゃんが生きた時間です。


まとめの一文

6月20日、ふうかちゃんは朝に、

ぬ。

と投稿し、周りの人たちと言葉遊びをしました。

昼には、

あつい

と夏の暑さを伝え、

ムー大陸とか
アトランティスの話大好き💕

と、好きな不思議の話を語り、

ガリガリ君たべたい

と、ごく普通の願いを口にしました。

けれど夜には、

副作用ってやつでたみたい

と投稿し、

点滴中に吐いた

と伝えました。

さらに深夜には、

いつも心拍数弱いのに今はいつもより小さいって
ちんじゃうのかな

心拍数弱いってこわい

と、身体の変化への恐怖をそのまま言葉にしました。

この日は、

好きな話や食べたいものを楽しんでいた普通の一日の終わりに、点滴中の嘔吐や身体の変化によって死への恐怖が大きくなり、その怖さを隠さず誰かへ伝えた日

だったと思います。

ここに感じたことを、そっと残していただけたら嬉しいです。

  1. 美夢 より:

    この時まだ14歳で心臓病と死を
    意識しながら心細くても
    親に甘える事も出来ずに
    ふうかちゃんは頑張ってた🥹🌻💕
    つらい環境にも負けずに
    良い子まま頑張ってた😭🌻
    ふうかちゃん😭😭😭🌻

    • jun jun より:

      美夢さん、ありがとうございます🥲🌻💕

      まだ14歳で、自分の身体のことや死への不安を抱えながら、親に甘えることもできない環境で過ごしていたことを思うと、本当に胸が痛みます。

      ふうかちゃんは、いつも平気な「良い子」だったのではなく、泣いたり、怖いと言ったり、不安になったりしながら、その時その時を懸命に生きていたのだと思います。

      「ちんじゃうのかな」
      「心拍数弱いってこわい」

      と、本当の気持ちを言葉にしてくれたことも、大切に残していきたいです🥲🌻

      ふうかちゃんのことを思って、コメントを残してくださってありがとうございます。