言葉の力

唯我独尊

釈迦が生まれたとき天上天下唯我独尊と言ったということを、無法者などが広言を吐いて、天下広しといえども自分に及ぶものがないなどと言うのと同じように、釈迦の自慢だと思うものがいるが、これは誤っている。これは釈迦だけではなく、世界中の誰も皆、自分...
言志四録

準備万端ととのって、やむにやまれなくなって、蕾を破って外に咲き出すのが花である。『言志四録』佐藤一斎
言志四録

艱難の教訓

薬は、苦味の中から甘味が滲みでてくるものほど、多くの効能があるという。人も艱難辛苦を経験するほどに、深く細かな思考力が自然と滲み出てくるようになる。これが、物事を成就させる力となるのだ。全く良薬と同じ効能である。『言志四録』佐藤一斎
言葉の力

救い

本当のことというのは、本当だと認められるから本当なのであって、本当だと認められないことは本当ではない、ウソである。それで、本当ではないウソのことというのは、認められるのではなく信じられることになる。人がそれを信じるのは、それがウソだからであ...
言志四録

自分が人に施した恩は忘れろ。自分が人から受けた恩は絶対に忘れるな。『言志四録』佐藤一斎
言志四録

一心不乱

人は自ら休まず、一心不乱にものごとに取り組んでいるとき、心は充足感に満ち溢れ、余計なことに考えが及ばないものだ。邪心は消え、悩みも失せていく。『言志四録』佐藤一斎
言志四録

私心と物欲

私心がなければ、無我、清明な境地に至る。これは邪念のない正義である。物欲に執着がなければ、人に煩わされることはない。これは何の恐れもない勇気である。『言志四録』佐藤一斎
言志四録

人は変われる

人は、等しく人。そもそも能力などに違いはない。だが、生き様によって違った人生になっていく。遊び怠けていると、軟弱になる。困苦に逢うと、強くなる。満ち足りた暮らしに慣れると、優柔になる。激しく奮い立てば、剛毅になる。人の気質は、心掛け次第でど...
言葉の力

いつ生きるのか

在りもしない死を恐れて、在るでも無いでもない死後を憂えて、すなわち時間というものは漠然と前方へ流れるものだという錯覚を信じこんで、生き生きと生きる現在を常に取り逃がして生きるならば、人はいったいいつ生きることができるだろう。死ぬまでのいつか...
言葉の力

覚悟すること

チームに勢いがあって盛り上がっているときは、誰もが忠義を立てるものですが、勢いがなくなって衰えてくると、急にいなくなったり、裏切ったりする人が増えます。生き抜くためという理由もあるのでしょう。ですが結局、最後まで踏ん張れなかった人は、どれだ...