言葉の力

自分の力で奪え

手を合わせ、物欲しげな顔で懇願するな。もらえると思うな。もらうことだけを考えるな。もらう権利があると思うな。自分では何もせずに人からもらってどうする。何もせずにもらっても、それはいつまでも自分のものにはならない。むしろ奪え。自分の力で。『悦...
言葉の力

行ないが運命を生む

自分の運命をつくるのは魔物ではない。その行為をしたかしなかったか、最後までなしたか途中で放棄したか、守ったか守らなかったか、受け入れたか逃げたか、捨てたか拾ったか、とにかく自分の行為が出来事を生じさせ、そこから自分の次の運命が複雑に形作られ...
歴史の逸話

中江藤樹と熊沢蕃山・池田光政

先生として仰ぐべき聖人を全国に求めんとして、一人の青年が岡山を旅立ちました。青年は都のある東の方へと道を急いでまいりました。近江の国に来て、一夜を田舎の宿で過ごしました。薄い間仕切りだけで分けられた隣の部屋には2人の旅人がいました。 2人と...
言葉の力

積善

人は誰でも悪名を嫌い、名声を好む。小善が積もらなければ名はあらわれないが、普通の人は小善のことを考えない。だが立派な人は、日々自分に訪れる小善をゆるがせにしない。大善も出会えば行う。ただ求めようとしないだけである。大善は少なく小善は多い。大...
言葉の力

上に立つものは私腹を肥やしてはいけない

万民の上に位するものは、わが身を慎み品行を正しくし、驕りを戒めて節約に努め、自分の職務に励んで人民の手本となり、人民がその仕事ぶりの苦しさを気の毒に思うようでなければ政治が行き届かないものだ。新しい政治は始まったばかりである。それなのに万民...
言葉の力

自分を愛する(甘やかす)

自分を愛することを自分を甘やかすことと勘違いしてはいけない。物事がうまく運ばないのも、 事が成就しないのも、過ちを認めようとしないのも、自分のしたことを自慢するのも、すべては自分を甘やかすことから生じるのだ。『南洲翁遺訓』西郷隆盛
言葉の力

勉強の効果

勉強をすれば知識が増える。しかし、そんな知識は社会であまり役立たなかったと多くの人は不平を言う。それはあたりまえのことで、数年程度の勉強で得られる知識はほんのわずかなものだからだ。勉強がもたらすものは実は別のところにある。勉強によって能力が...
言葉の力

敬天愛人

私たちは天地自然の中に生かされている。天が、人の踏み行うべき道を示してくれているのだ。人を分け隔てなく愛する天を見習って、自分を愛するように他人を愛する。それが天を敬い、天の意志を実践して生きることだ。『南洲翁遺訓』西郷隆盛
言葉の力

情緒と教育

いま、たくましさはわかっても、人の心のかなしみがわかる青年がどれだけあるだろうか。人の心を知らなければ、物事をやる場合、緻密さがなく粗雑になる。粗雑というのは対象をちっとも見ないで観念的にものをいっているだけということ、つまり対象への細かい...
言葉の力

人生のための教育

「知る」とは、実際に役立ってのみ、知ることであり得る。泳ぎ方を本で読んで知ってはいるが、実際には泳げないなら、泳ぎを知っているとは言えない。同じく、各種の知識を知ってはいるが、それを人生に役立てることができないなら、それを知っているとは言え...