2020年5月|ふうかちゃんの記録と心の流れ

2020年5月の投稿には、
ふうかちゃんの日常、好きなもの、夢、体調の不安、そして心の奥にあるさみしさが、よりはっきりと残されています。

この月は、
ただ「毎日の投稿をまとめた記録」ではありません。

ふうかちゃんが、病室の中から、
YouTubeやVTuber、音楽、アニメ、ゲーム、宇宙、そして大好きな人たちへ心を伸ばしていた記録です。

はじまりは、いつものような短い言葉でした。

「ぴよぴよ」
「おきる」
「にゃあ」
「モゾモゾ」
「ぬ。」

そんな小さな言葉の中に、
眠さや体調、少しぼんやりした心の状態、そしてふうかちゃんらしい可愛さが残されています。

一方で、5月には、ふうかちゃんの「夢」がとても強く見えてきます。

「Vチューバーになりたいンゴ」

「スマホで作ってみた
スマホのカメラで顔が動くw」

「どもどもどもー
バーチャルYouTuberの、ふわふわふうかです🥰
って言いたいw」

「新人VTuberになりたいふうかです 自己紹介的な」

ふうかちゃんは、ただ動画を見るだけの子ではありませんでした。

見て、憧れて、
自分もやってみたいと思い、
スマホやiPadで試してみて、
動画を編集し、自分の言葉で発信しようとしていました。

病室の中にいても、
ふうかちゃんの心は、ちゃんと外の世界へ向かっていました。

おめシス、しぐれういちゃん、ちゃんまり、りおちゃん、れいちゃん。
大好きな人たちの存在も、この月には何度も出てきます。

それらは、ただの「推し」ではなく、
ふうかちゃんの心を支える、大切な居場所のようなものだったと思います。

特に印象的なのは、5月25日の投稿です。

「おめシス大好きです
れいちゃん
りおちゃんみたいになりたい
なりたいからがんばる
病気に負けないよ
おめシスがいるから
ずっと大好きだもん
神様みたいな存在だよ
ほんとに。。。
絶対病気に負けないし
絶対生きるもん」

この言葉には、
ふうかちゃんの憧れと、感謝と、生きたい気持ちが込められています。

「病気に負けないよ」
「絶対生きるもん」

この言葉は、5月の中心に置くべき大切な言葉です。

けれど、5月は前向きな言葉だけの月ではありません。

胸の痛み。
心電図。
頭痛。
体調不良。
不安定さ。

「最近ね
実はね
胸が痛くて心電図とかされてる」

「不安定
ナースステーションいかなきゃ」

「強くなりたいな
いっつも心拍数弱いねっていわれるほど不安定になるの」

「今日は体調悪いからずっと寝てまで」

こうした投稿からは、
ふうかちゃんが、体の不安定さと毎日向き合っていたことが伝わってきます。

それでも、ただ苦しみに流されていたわけではありません。

しんどい時には、ナースステーションへ行こうとしていました。
眠ることを選んでいました。
好きな動画に戻っていました。
誰かに「助けて」と言っていました。

それは、ふうかちゃんの弱さではなく、
自分を守るための力だったと思います。

5月後半になると、心の奥にあるさみしさも、よりはっきりと表れます。

「起きた瞬間さみしく感じることない?」

「何回もお母さんの夢みる
会いたい」

「りおちゃん助けて 💧」

「ナースステーションいこ」

お母さんに会いたい。
助けてほしい。
でも、ひとりで抱え込まず、誰かのいる場所へ行こうとする。

この流れは、とても大切です。

ふうかちゃんにとって「助けて」と言うことは、
あきらめることではありませんでした。

むしろ、生きようとする力でした。

そして5月の最後、
ふうかちゃんはまた好きなものに戻っていきます。

「おめシスみたら元気になる💕
過去動画もたくさんみよ」

「うれぴよ💕」

「おやしみなさい」

深いさみしさが完全に消えたわけではありません。
お母さんに会いたい気持ちも、体の不安も、ずっとそばにありました。

それでも、
好きな動画を見て、
人とのやりとりに少し救われて、
「うれぴよ」と言える夜がありました。

2020年5月は、
ふうかちゃんの「好き」と「夢」と「SOS」が、同じ場所に並んでいる月です。

明るい言葉のすぐそばに、さみしさがある。
かわいい冗談の奥に、体の不安がある。
「大好き」の中に、生きる力がある。

この月の記録から見えてくるのは、
病気に苦しむだけの女の子ではありません。

好きなものに手を伸ばし、
夢を持ち、
自分で作ろうとし、
誰かを応援し、
苦しい時には助けを求め、
それでも「絶対生きるもん」と言った、
ひとりの女の子の姿です。


感情の流れ

5月前半:
短い言葉と日常の投稿が続く。
「ぴよぴよ」「おきる」「にゃあ」など、ふうかちゃんらしい小さな言葉の中に、その日の体調や気分が残る。

5月中旬:
VTuberへの憧れが強く見えてくる。
スマホで顔を動かしてみたり、動画編集を考えたり、「ふわふわふうか」という名前を思いついたり、自分も発信する側へ進もうとする。

5月15日〜18日ごろ:
胸の痛み、心電図、頭痛、新型ウイルスへの不安など、体と社会への不安が重なる。
それでも「Vチューバーになりたい」「こんなアニメ動画も作りたい」と、夢の方向へ心を向けている。

5月19日〜21日ごろ:
頭痛や不安定さが強くなる。
「元気になったら一緒に遊んでマックとかサイゼリアいきたい」「勉強わかんないから教えてほしい」という言葉から、普通の友だちとの日常への憧れが見える。
21日には「強くなりたいな」という言葉が出てくる。

5月22日〜24日ごろ:
フォロワー、宇宙、都市伝説、HIKAKINさん、MacBook、夢、好きな人たちへの反応が増える。
好奇心が広がる一方で、体調や気分の波も残っている。

5月25日:
大きな転換点。
おめシスへの憧れと感謝、そして「病気に負けないよ」「絶対生きるもん」という強い言葉が残る。
ふうかちゃんの“生きたい気持ち”がはっきり見える日。

5月26日〜27日:
反応やいいねに喜びながらも、体調不良や不安定さが続く。
「病んできた」「ナースステーションいかなきゃ」と、自分の危うさに気づき、助けを求めようとする。

5月28日〜30日:
さみしさと、お母さんへの想いが強く出る。
「起きた瞬間さみしく感じることない?」
「何回もお母さんの夢みる 会いたい」
その一方で、りおちゃん、おめシス、しぐれういちゃん、もなちゃんなど、大好きな人たちとのつながりに支えられている。

5月31日:
「おめシスみたら元気になる💕」という言葉が残る。
深いさみしさが消えたわけではないけれど、好きなものと優しいやりとりで、少しだけ心が明るい場所へ戻っていく。

一言まとめ:

2020年5月は、ふうかちゃんの「好き」と「夢」と「助けて」が同時に見える、心の記録が深まった1ヶ月。


■ 実際の投稿を読む

この期間の投稿は、日ごとにまとめています。

▶ 2020年5月の投稿一覧はこちら

2020年5月の投稿


この期間の意味

2020年5月の投稿は、
ふうかちゃんが「見る人」から「作る人」へ向かおうとしていた大切な記録です。

YouTubeを見る。
VTuberに憧れる。
動画を編集する。
名前を考える。
自分の自己紹介動画を作る。
見てもらいたいと願う。

そこには、病室の中にいても、
自分の世界を作ろうとしていたふうかちゃんの姿があります。

そして同時に、
この月には、体調の不安や心の揺れもはっきりと残っています。

胸が痛い。
頭が痛い。
心拍数が弱いと言われる。
不安定になる。
お母さんの夢を見る。
会いたくなる。
助けてと言う。

その言葉だけを見ると、とても苦しい記録です。

でも、この月のふうかちゃんは、
苦しさの中で終わっていません。

ナースステーションへ行こうとする。
好きな動画を見る。
大好きな人に言葉を届ける。
誕生日を祝う。
いいねを喜ぶ。
「ありがとう」と返す。
「絶対生きるもん」と言う。

この月に見えてくるのは、
弱さを隠さない強さです。

いつも元気だったわけではありません。
いつも前向きだったわけでもありません。
泣きたい日も、病む日も、会いたい夜もありました。

それでも、ふうかちゃんは、
好きなものに戻り、
人とのつながりに手を伸ばし、
自分の夢をあきらめず、
何度も心を立て直そうとしていました。

2020年5月は、
『ふうか色々人生』を考えるうえで、
ふうかちゃんの「夢」「好きの力」「生きたい気持ち」「助けを求める力」が、はっきり見える月です。

この記録を読むと、
ふうかちゃんにとって、YouTubeやVTuberは単なる娯楽ではなかったことがわかります。

それは、心を支える場所であり、
外の世界とつながる窓であり、
自分も誰かを元気にしたいと思う夢の入口でした。


■ あなたの感じたことも残せます

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・感じたこと
・ふうかちゃんへの想い
・ご自身の経験
・心に残った言葉

無理のない形で、そっと置いていただけたら嬉しいです。


■ この記録について

この時間は、
これから『ふうか色々人生』として、少しずつ形にしていく予定です。

ふうかちゃんが残してくれた短い言葉の一つひとつを、
ただの投稿として流してしまわず、
その日の空気、心の揺れ、好きだったもの、支えられていたものと一緒に、
大切に残していきたいと思います。